お口全体の診察で不調の根本の解決を
都営三田線の「板橋本町駅」より徒歩30秒の「アース歯科クリニック」では、悪い歯を1本治療して終わりという診療ではなく、お口全体の健康を考えた「一口腔単位」での診療をしています。悪くなってしまった部分をその都度治療する対処療法ではなく、根本的な原因を追及し、長期的な視点に立って、お口全体の健康を守っていきたいと考えています。
一口腔内単位の治療の必要性
お口の健康が長持ちすることを考えています
当院に来院する患者さんの実際はすでに歯を失っていたり、虫歯や歯周病になっていることが多く、「できるかぎり早く治してほしい」と願われているでしょう。しかし、症状がでている部分だけを治療するような場当たり的な治療を繰り返すと、ゆがみなど治療の不具合が口腔内で蓄積していきます。
こういう話をするとショッキングかもしれませんが、現代の歯科治療の多くは治療のゴールは厳密に言うと治癒ではなく、人工物に置き換えて見た目や機能に似せているだけです。人工物は手入れをしなければ長く持ちません。場合によっては、治療のたびに咬み合わせがズレていき、全体の調整が必要になってしまうことも多いのです。総入れ歯を作るときには、口腔内全体を骨格や筋肉、顔面などを考慮するのですが、それと同じことがほとんどの歯科治療には必要なのです。そうすることで、長い目で見たときにお口の健康が長持ちします。また、その後のケアなども常に考えて患者さんに情報を提供していますので、日々のケアに役立ててください。
とはいえ、気になる部分以外の治療を無理にすすめるようなことは致しません。利益重視のために治療をすすめるのではなく、治療の必要性がある場合にきちんと説明を行い、患者さんに同意をいただいたうえで、自分自身や身内の治療をするときと同じようなつもりで最良の方法を提案するように心がけています。
自然界に例えると木一本の育生ではなく、人工林では（私たちの歯）ある程度条件の良い木だけ残すように間引きして林全体でいい木を沢山育てようとします。一本の木にとっては切ることはかなりの損失ですが、一本単位で切る・切らないと考えるよりも当院では林全体のバランスやメリットを考えることを重要視しています。
林だけ見る先生は多くいますが、さらに林は森や山につながり河口のから海（全身）へと影響します。綺麗な森から流れる水はやがて川となり海に流れます。実際に漁師が、「山が海を育てる」といい漁師が植林活動をしているのも興味深い事実です。さらには地球全体まで考えるような治療を目指しています（今はまだ無理ですが・・・）。
専門医の連携が必要です
海外の専門医は自分の専門分野しか治療しませんが、日本では逆に一人の先生が全ての治療をしようとします。日本では当たり前のことだと思われるでしょう。しかし、ある特定の分野だけの知識を持つ先生では、診療に偏りがでるのです。本来であれば、歯科の先進国である欧米諸国にみならい、複数の専門医がそれぞれの視点で考えて治療計画を立てていくのが理想的といえます。必ずしも同じ先生が全て治療する必要もないですし、それがベストとはならないのです。
当院では複数のドクターがチェック患者の状況に合わせた治療計画をすることで、10年、20年先を見越して今後起こりうる不具合を予測し、最良の治療を導き出すように努めています。
治療方法もひとつでなく、複数の選択肢から患者さんにお選びいただけるようにしておりますので、医師主導で勝手に治療を進めるようなことも致しません。
※当院で対処できない症例でも責任もって専門の病院や先生をご紹介しております
長期保証で安心の治療を
当クリニックでは、詰め物・被せ物、そして入れ歯などの自費診療の補綴物（ほてつぶつ）には、すべて長期保証をお付けしています。一般的にこうした保証を用意していない歯科医院も多いようですが、私たちは少しでも治療で得られた健康な口腔内環境を保っていただきたいという厚意を持って設定したものです。なお、海外では、たとえば保証の付いたセラミック治療でも、割れたときに銀歯などほかの治療を行うようですが、当クリニックでは治療時と同じ種類の被せ物での治療を行わせていただきます。
ただ治療をするのではなく「よくなるための治療」をご提案しています
私たちは、患者さまの立場に立って、長い目で見たお口の健康のための治療を心がけています。1本の歯をとりあえず治療するようなことはしません。噛み合わせを考え、お口全体の健康を長く維持するためにはどんな治療がいいのかを、つねに考えています。
お口に気になることがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。患者さまのご要望をじっくりうかがい、さまざまな選択肢についてお話しします。ご納得いただける治療法がきっと見つかるはずです。
