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奥歯をインプラントにするメリットとは?治療前に知りたい基礎知識

こんにちは。東京都板橋区大和町、都営三田線「板橋本町駅」より徒歩30秒にある歯医者「アース歯科クリニック」です。
インプラントの歯

奥歯を失ったままになっているものの「見えにくい場所だから大丈夫」と考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし、奥歯は食事や噛み合わせを支える重要な役割を担っており、失うと口の中のバランスに影響が及ぶことがあります。

奥歯を失った際の治療法の一つにインプラントがあります。顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法で、自分の歯に近い感覚で噛みやすい点が大きな魅力です。

一方で、費用や治療期間、外科手術など、治療を始める前に知っておきたいポイントもあります。

この記事では、奥歯の役割や失った場合のリスク、インプラントのメリット・注意点、費用の目安についてわかりやすく解説します。

奥歯の役割
奥歯の様子

奥歯は、毎日の食事に欠かせない大切な歯です。前歯で噛み切った食べ物を細かくすりつぶす役割があり、食べ物を飲み込みやすい状態にします。十分に噛むことで唾液も分泌されやすくなり、食べ物の消化を助けることにもつながります。

また、噛む力の多くは奥歯で受け止めています。そのため、奥歯がしっかり機能していると噛み合わせのバランスが保たれ、ほかの歯へ余計な負担がかかりにくくなるのです。

さらに、奥歯は噛むたびに顎の骨へ力を伝える役割も担っています。奥歯はふだんあまり目立たない部分ですが、食事のしやすさだけではなく、口の中全体の健康を支える重要な存在です。

そのため、虫歯や歯周病などで奥歯を失った場合は、そのままにせず、できるだけ早めに歯科医院で相談することが大切です。

奥歯を失うとどのようなリスクがある?
奥歯を失うとどのようなリスクがある?

奥歯を失ったまま放置すると、口腔内だけでなく全身の健康や生活の質にまで影響を及ぼします。以下では、奥歯を失うことで起こりうる主なリスクについて詳しく解説します。

食べ物をしっかり噛みにくくなる

奥歯は食べ物を細かくすりつぶす役割があるため、失うと食事の際に噛みにくさを感じることがあります。

特に肉類や繊維の多い野菜、せんべいなどの硬い食べ物は食べづらくなり、柔らかいものを選ぶ機会が増える場合もあります。また、片側だけで噛む癖がつくと、噛み合わせのバランスに影響することもあります。

さらに、十分に噛まずに飲み込むことが続くと、胃や腸に負担がかかる可能性があります。毎日の食事を楽しみ、さまざまな食品をしっかり噛んで食べるためにも、奥歯は大切な役割を果たしています。

残っている歯に負担がかかる

奥歯を失うと、その分の働きを残っている歯が補うことになり、一部の歯へ負担がかかりやすくなります。

例えば、反対側の奥歯ばかりで噛むようになると、その歯や歯ぐきに大きな力が加わります。また、前歯で噛む機会が増えると、本来の役割以上の負担を受けることになります。

さらに、歯が抜けたままの状態が続くと、隣の歯が空いたスペースへ傾いたり、噛み合う歯がなくなった歯が伸びてきたりすることがあるのです。こうした変化によって噛み合わせが乱れると、ほかの歯にも影響が及ぶため、治療が複雑になるケースもあるでしょう。

顔立ちが変化することがある

奥歯を失うと、噛み合わせの高さが変わり、口元の印象に影響が出ることがあります。特に複数の奥歯がない状態では、口角が下がって見えたり、頬が少しくぼんだように感じられたりする場合があります。

また、奥歯でしっかり噛めない状態が続くと、口の周りの筋肉を使う機会が減ることもあります。口元の印象や噛み合わせを保つためにも、奥歯を失ったままにせず、早めに歯科医院で相談することが大切です。

発音に影響を与える

発音は舌や唇だけではなく、歯や噛み合わせも関係しています。そのため、奥歯を失うと口の中の環境が変わり、話しにくさを感じることがあるのです。特に複数の奥歯を失った場合は、舌の動きや空気の抜け方が変わることで、一部の音が発音しにくくなることがあります。

会話をしていて話しづらさや発音の変化が気になる場合は、歯科医院で相談するとよいでしょう。

奥歯をインプラントにするメリット
奥歯をインプラントにするメリット

奥歯を失った場合の治療法の一つがインプラントです。天然歯に近い噛み心地や見た目を目指せることから、多くの方が選択肢として検討しています。ここでは、奥歯をインプラントにする主なメリットをご紹介します。

しっかり噛みやすくなる

インプラントは顎の骨に固定されるため、入れ歯のように動いたりズレたりしにくく、自分の歯に近い感覚で噛めることがメリットです。

奥歯は食事の際に大きな力がかかるため、噛みにくさを感じると食べられるものが限られることがあります。インプラントで奥歯を補うことで、硬い食べ物も噛みやすくなり、毎日の食事をこれまでどおり楽しみやすくなります。

健康な歯に負担をかけない

インプラントは独立して機能する人工歯であり、ほかの健康な歯に負担をかけないという大きなメリットがあります。ブリッジの場合、両隣の健康な歯を削って土台にする必要がありますが、インプラントならそのような処置は不要です。

周囲の歯を守りながら欠損部のみを補うことができるため、長期的に見ても口腔内全体の健康維持に役立ちます。健康な歯をできるだけ残したい方にとって、インプラントは非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

見た目が自然

インプラントの人工歯には、セラミックなど歯の色調に近い素材が使用されることが多く、周囲の歯になじみやすい仕上がりを目指せます。

奥歯は前歯ほど目立つ部位ではありませんが、大きく口を開けた際や笑顔の場面では見えることがあります。自然な見た目を保ちやすいことは、多くの方にとってメリットの一つです。また、部分入れ歯のように金属のバネが見える心配もありません。

見た目だけではなく、口の中に違和感を覚えにくい点もインプラントが選ばれる理由の一つです。

顎の骨に噛む力が伝わりやすい

歯を失うと、その部分には噛む刺激が伝わりにくくなり、時間の経過とともに顎の骨がやせることがあります。

しかし、インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込む治療法のため、噛む力が骨へ伝わりやすいことが特徴です。天然歯と同じではありませんが、歯根がある歯に近いかたちで噛む力を支えられる点は、インプラントのメリットといえるでしょう。

奥歯をインプラントにするときの注意点
奥歯をインプラントにするときの注意点

インプラントは多くのメリットがある治療法ですが、治療を受ける前に知っておきたい点もあります。納得して治療を選ぶためにも、あらかじめ確認しておきたい注意点を見ていきましょう。

費用が高額

インプラント治療は基本的に自由診療です。そのため、治療費は全額自己負担となり、ほかの歯科治療と比べて費用が高額になる傾向があります。

費用は、埋め込む本数や使用する材料、治療内容によって異なります。また、顎の骨の量が不足している場合は、骨造成などの追加処置が必要となり、その分の費用がかかることもあります。

治療を始める前には、費用の総額や治療内容、治療後にかかるメンテナンス費用などについて確認しておくことが大切です。

治療期間が長い

インプラント治療は、検査や手術、人工歯の装着など、いくつかの工程を経て進めます。手術後は、人工歯根であるインプラント体と顎の骨がしっかり結合するまで待つ必要があるため、治療が終わるまでには数か月かかることが一般的です。

また、顎の骨の状態や追加の処置の有無などによって、治療期間は異なります。治療を始める前に、おおよその治療期間や通院回数について確認しておくと安心です。

外科手術が必要になる

インプラント治療では、顎の骨に人工歯根を埋め込む外科手術を行います。手術は局所麻酔で行われることが一般的ですが、外科処置であることを理解したうえで治療を受けることが大切です。

術後には痛みや腫れがみられることがありますが、多くは時間の経過とともに落ち着いていきます。また、糖尿病などの持病や服用している薬によっては、治療方法や手術の時期について慎重な判断が必要になる場合があります。

安全に治療を受けるためにも、持病や服薬状況は事前に歯科医師に伝えておきましょう。

定期的なメンテナンスが欠かせない

インプラントは人工物のため虫歯にはなりませんが、汚れがたまると周囲の歯ぐきに炎症が起こり、進行するとインプラントを支える骨に影響を及ぼすことがあります。この状態はインプラント周囲炎と呼ばれます。

インプラントを長く使用できるようにするためには、毎日の歯磨きなどのセルフケアに加え、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることが大切です。異常を早い段階で見つけるためにも、治療後は定期的に通院しましょう。

奥歯をインプラントにする場合の費用
奥歯をインプラントにする場合の費用

奥歯をインプラントにする場合にかかる費用は、1本あたり30万〜50万円程度が目安です。

ただし、埋め込む本数や使用する材料、治療内容によって費用は異なります。また、顎の骨の量が不足している場合は、骨造成などの追加処置が必要となり、その分の費用がかかることもあります。

歯科医院によって料金体系や費用に含まれる内容は異なるため、治療を始める前に総額や治療内容、治療後のメンテナンス費用について確認しておくことが大切です。

まとめ
インプラントの歯

奥歯は、食べ物をしっかり噛むだけではなく、噛み合わせのバランスや口腔内の健康を支える大切な歯です。失ったままにすると、噛みにくさや残っている歯への負担など、さまざまな影響が生じることがあります。

インプラントは、自分の歯に近い感覚で噛みやすく、健康な歯を削らずに治療できることがメリットです。

一方で、費用や治療期間、外科手術、治療後のメンテナンスなど、事前に理解しておきたい点もあります。奥歯を失った場合は、歯科医師とよく相談し、口の状態や生活に合った治療方法を選ぶことが大切です。

インプラント治療を検討されている方は、東京都板橋区大和町、都営三田線「板橋本町駅」より徒歩30秒にある歯医者「アース歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、虫歯・歯周病治療や根管治療、入れ歯・ブリッジ治療などの保険診療だけでなく、インプラント、ホワイトニング、矯正歯科などの自由診療にも力を入れています。

ホームページはこちらネット診療予約も行っていますので、ぜひご活用ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

川本善和 院長

■この記事の監修者

川本善和 院長

略歴
  • 1996年日本大学歯学部 卒業
  • 2002年日本大学大学院歯学研究科 歯科臨床系 卒業
  • 2002年日本大学歯学部 専修医 補綴学教室勤務
  • 2004年日本大学歯学部 助手
  • 2007年医療法人社団 ユニバース アース歯科クリニック 開院
  • 2010年医療法人社団ユニバース設立 理事長
所属団体
  • 日本補綴歯科学会会員
  • 補綴専門医
  • 日本接着歯学会会員(2006年日本接着歯学会学術奨励賞受賞)
  • 日本歯科理工学会マテリアルアドバイザー
  • 日本顎顔面補綴学会会員
  • 日本顎咬合学会会員
  • 日本口腔インプラント学会会員
  • International Association for Dental Research会員

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