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妊娠中でもインビザラインでの矯正はできる?注意点も

こんにちは。東京都板橋区大和町、都営三田線「板橋本町駅」より徒歩30秒にある歯医者「アース歯科クリニック」です。
妊娠中の女性がソファで飲み物を飲んでいるイメージ

歯並びを整えることは、見た目の美しさだけでなく、口腔内の健康を守るうえでも大切なことです。なかでもインビザラインは、透明で目立ちにくく、取り外しができるマウスピース型の矯正装置を使用して歯並びを整える治療法として人気を集めています。

しかし、妊娠中の体はさまざまな変化が起こりやすく、歯科治療を検討する際には慎重に考える必要があります。では、妊娠中でもインビザライン治療は受けられるのでしょうか。

この記事では、妊娠中でもインビザライン治療を受けられるのか解説します。妊娠中にインビザライン治療を行う際の注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

インビザラインとは
インビザラインを専用ケースから取り出す手

インビザラインとは、透明なマウスピース型の装置を用いて歯並びを整えていく矯正治療の一つです。従来のワイヤーやブラケットを使用する方法とは異なり、患者さんごとに作製されたマウスピースを一定期間ごとに交換しながら、少しずつ歯を移動させていきます。

インビザラインのメリット

ここでは、インビザラインのメリットについて解説します。

装置が目立ちにくい

インビザラインの最大の特徴は、マウスピースが透明で目立ちにくいことです。装着中もほとんど気づかれることがなく、人前に出る機会が多い方や接客業の方などにも選ばれています。

金属のワイヤーやブラケットを使用しないため、見た目に対するストレスが少なく、自然な笑顔を保ちながら治療を進められます。

装置の取り外しができる

インビザラインのマウスピースは、食事や歯みがきの際に自分で外すことができます。この装置の取り外しが可能という点は、衛生面でも非常に大きなメリットです。食べ物が詰まりにくく、ふだんどおりに歯磨きができるため、お口の中を清潔に保ちやすくなります。

口内が敏感になりやすい妊娠期間中にも、ストレスを抑えながら矯正治療を進めることができるでしょう。

痛みが少ない

ワイヤー矯正では、調整のたびに強い締めつけを感じたり、器具が口の中に当たったりすることがあります。

インビザラインは、段階的に弱い力をかけて歯を動かすため、矯正中の痛みや違和感が少ないとされています。また、装置も滑らかな素材でできているため、頬の内側や舌を傷つける心配もなく、妊娠中のように体調が不安定な時期でもストレスを感じにくいです。

通院回数が少ない

インビザラインでは、あらかじめ作成された複数のマウスピースを自宅で順番に交換しながら矯正を進めていくため、頻繁に通院する必要がありません。一般的には1〜2か月に1回のペースで通院すればよく、妊娠中の体調が安定しにくい時期でも負担を抑えることができます。

インビザラインのデメリット

一方で、インビザラインにはいくつかのデメリットもあります。

装着時間を守る必要がある

インビザラインは、決められた装着時間を守ることが非常に重要です。1日20〜22時間の装着が必要とされており、食事や歯磨き以外の時間は基本的にマウスピースを装着しておく必要があります。

装着時間が不足すると、歯が計画通りに動かず、治療期間が延びたり、最終的な仕上がりに影響が出たりする可能性があります。妊娠中は体調の変化により食事の回数が増えることもあるため、特に注意しなければなりません。

適応症例に限りがある

インビザラインは、歯並びの状態によっては対応できない場合があります。例えば、重度の骨格的な不正咬合や大きくズレた歯列、顎の位置異常を伴うケースなどは、マウスピースだけでは十分な改善が難しいことがあるのです。

このような場合には、別の矯正方法が検討されることもあります。ご自身の歯並びがインビザラインで治療可能かどうかを知るためには、歯科医院で検査を受ける必要があります。

妊娠中でもインビザラインでの矯正はできる?
妊娠中でもインビザラインでの矯正はできるのか考える妊婦

結論から言うと、妊娠中でもインビザライン矯正は可能です。

ただし、妊婦さんの体は常に変化しており、ホルモンバランスや体調の影響を受けやすい時期でもあります。そのため、治療を開始する際は、主治医や歯科医師とよく相談したうえで、慎重に判断することが重要です。

特に、妊娠初期はつわりや体調不良が起こりやすいため、矯正装置の装着によるストレスを感じやすくなることもあります。また、虫歯や歯周病のリスクも高まるため、口腔内の衛生管理には今まで以上の注意が必要になります。

体調に問題がなければ矯正治療を受けられますが、無理は禁物です。妊娠中という特別な時期であることをふまえて、無理なく継続できるかを判断しましょう。

妊娠中にインビザライン矯正を受ける場合の注意点
妊娠中にインビザライン矯正を受ける場合の注意点を示すビックリマーク

インビザライン矯正は基本的に安全とされていますが、妊娠中であることを踏まえたうえで、いくつか注意すべき点があります。以下で詳しく解説します。

レントゲンや薬の使用に配慮する

矯正治療では、歯や顎の状態を確認するためにレントゲン撮影を行うことがあります。歯科用レントゲンは被ばく量が非常に少なく、防護エプロンを使用することでさらに影響を抑えることができますが、妊娠中は撮影の必要性を慎重に判断することが大切です。

特に妊娠初期は重要な時期であるため、緊急性が低い場合は出産後に延期するケースもあります。

また、治療中に痛み止めや抜歯のための麻酔が必要になるケースもありますが、妊娠中に使用できる薬は限られています。そのため、妊娠中であることを必ず歯科医師に伝えることが重要です。

通院頻度や治療計画の調整が必要になることがある

矯正治療中は定期的に歯科医院に通院する必要がありますが、つわりや体調不良などで予定通りに通えないこともあります。

そのため、妊娠前または妊娠初期の段階で、担当の歯科医師と治療計画についてしっかり話し合っておくことが大切です。無理のない通院スケジュールを組むことで、安心して治療を続けやすくなるでしょう。

口腔ケアを丁寧に行う

妊娠中はホルモンバランスの変化により、歯ぐきが腫れたり出血しやすくなったりすることがあります。いわゆる妊娠性歯肉炎が起こりやすい時期でもあるため、ふだん以上に口腔内を清潔に保つことが重要です。

インビザラインで使用するマウスピースは取り外しができるため衛生管理がしやすい反面、汚れが付いたまま装着すると細菌が繁殖しやすくなります。そのため、食後はしっかり歯磨きをすることが大切です。また、マウスピースも水洗いや専用の洗浄剤で清潔な状態に保ちましょう。

また、つわりの影響で歯磨きが難しいときは、無理のない範囲でうがいや洗口液を活用するなど工夫することも一つの方法です。体調に合わせながらケアを続けることで、口腔内トラブルの予防につながります。

食事の内容や回数を意識する

妊娠中は、母体と赤ちゃんの健康を支えるために栄養バランスの整った食事が重要になります。

一方で、つわりや体調の変化により、食事の回数が増えたり少量ずつ食べるスタイルになったりすることもあります。インビザラインで使用するマウスピースは食事のたびに取り外す必要があるため、こうした食生活の変化に合わせて装着時間が不足しないよう意識することが大切です。

また、間食の回数が増えると口の中に食べ物が残る時間が長くなり、虫歯のリスクが高まります。食後は可能な範囲で歯磨きを行い、マウスピースも水洗いをしてから再装着することが重要です。

インビザライン矯正中に妊娠が判明したら
検査薬で妊娠が判明したイメージ

インビザライン矯正を進めている途中で妊娠がわかった場合は、まず歯科医師へ早めに伝えることが大切です。治療の進行状況や現在の体調を踏まえたうえで、そのまま継続するか、一時的に中断するかを慎重に判断していきます。

すでにマウスピースの交換が進んでいる段階であれば、体調に問題がなければそのまま継続できるケースもあります。

一方で、つわりや体調不良により長時間の装着が難しい場合や、通院が負担になる場合には、無理のないペースへ調整することが検討されます。必要に応じて一定期間治療を休止し、体調が安定してから再開することもあるでしょう。

また、今後の通院や処置についても見直しが行われることがあります。レントゲン撮影や処置の内容によっては、時期を調整することでより安心して治療を続けやすくなります。

加えて、産婦人科医にも矯正治療を受けていることを伝えておくと、全身状態を含めた管理がしやすくなります。

妊娠中は体調や生活環境が大きく変化するため、これまでと同じペースで治療を進めることが難しい場面もあります。無理をせず、母体と胎児の安全を最優先に考えながら、柔軟に対応していくことが大切です。

まとめ
妊娠中にインビザライン矯正を受けて歯並びが整った女性が無事に出産して桜の下で赤ちゃんを抱いているイメージ

インビザライン治療は、妊娠中でも適切な配慮を行えば、快適に進められる可能性のある矯正方法です。

ただし、妊娠中は体調やホルモンバランスの変化が激しく、治療の進行に影響を及ぼすこともあるため、慎重な判断が求められます。治療を開始する際は、信頼できる歯科医師と十分に相談し、自分の体調やライフスタイルに合った治療計画を立てることが重要です。

また、治療中に体調の変化があった場合は、無理をせず適切な対応をとることも大切です。インビザライン治療を通じて、健康的で美しい歯並びを手に入れるためにも、正しい知識を持ちましょう。

インビザラインを検討されている方は、東京都板橋区大和町、都営三田線「板橋本町駅」より徒歩30秒にある歯医者「アース歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、虫歯・歯周病治療や根管治療、入れ歯・ブリッジ治療などの保険診療だけでなく、インプラント、ホワイトニング、矯正歯科などの自由診療にも力を入れています。

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