こんにちは。東京都板橋区大和町、都営三田線「板橋本町駅」より徒歩30秒にある歯医者「アース歯科クリニック」です。

MFT(口腔筋機能療法)は、舌や唇などの口の周りの筋肉を鍛えることで、歯並びや噛み合わせ、呼吸や発音などの改善を目指す療法です。矯正治療と併用されることも多く、近年では子どもから大人まで幅広い年齢層で注目を集めています。
一方で、MFTのトレーニングにはどの程度の費用がかかるのか、保険は適用されるのかといった疑問を持つ方も少なくありません。
今回は、MFTの基本的な内容から料金相場、保険適用の有無、トレーニングのメリットや効果を高めるポイントまで、わかりやすく解説していきます。
目次
MFT(口腔筋機能療法)とは

MFT(口腔筋機能療法)は、舌・唇・頬などの口の周りの筋肉を鍛え、正しい使い方を身につけるためのトレーニングです。
日常的に無意識で行っている舌の位置や呼吸、飲み込み方、発音といった口腔機能に着目し、それらの癖を改善することを目指します。これによって、歯並びや噛み合わせ、顔の成長、全身の健康に良い影響を与えることができるのです。
特に、舌が常に下がった位置にある低位舌や、口で呼吸をする口呼吸などは、歯列不正や顎の発育に悪影響を与える要因とされています。MFTでは、これらの問題に対して、個別のトレーニングメニューを通じて正しい筋機能を育てていきます。
対象は子どもから大人まで幅広く、特に成長期の子どもに行うことで、顎の健やかな発育や矯正治療の効果向上が期待されます。
トレーニングは、専門的な知識を持つ歯科医師や歯科衛生士のもとで進められ、日常生活に取り入れながら継続していくことが大切です。
MFTのトレーニングの料金

MFT(口腔筋機能療法)のトレーニング料金は、受ける歯科医院やトレーニング内容によって幅があります。一般的には、1回あたりの指導料は3,000円から8,000円程度が相場とされています。
なお、MFTは一度きりで効果が出るものではなく、一定期間継続して取り組む必要があります。多くの場合、月に1回ほどのペースで通院してトレーニングを進めていきます。そのため、総額としては5万円〜15万円ほどになるケースもあるでしょう。
費用は決して安くはありませんが、歯並びや噛み合わせの安定、呼吸や嚥下の改善など多くの効果が期待できるため、長期的な視点で検討することが重要です。
また、矯正治療と併用して行う場合、MFTの料金が矯正費用に含まれていることもあります。費用やプランの詳細は事前にしっかり確認しておきましょう。
MFTのトレーニングは保険適用の対象?

MFT(口腔筋機能療法)は、基本的に健康保険の適用外であり、自費診療となるのが一般的です。予防や機能訓練を目的とするため、保険制度では対象外とされることが多いのです。
ただし、口腔機能発達不全症と診断された場合には保険適用の対象となるケースがあります。これは、食べる・話す・呼吸するといった基本的な機能の発達に問題があるとされる場合に限られます。
保険適用には、所定の基準や診断が必要となります。適用条件は限られるため、事前に歯科医院で確認することが重要です。
MFTのトレーニングのメリット

MFTは口腔機能の改善だけでなく、全身の健康にも良い影響を与える可能性があります。ここでは、具体的なメリットについてご紹介します。
適切な舌の位置を習得できる
MFTの大きな目的のひとつは、舌を正しい位置に置く習慣を身につけることです。理想的な舌の位置は、上顎の前歯の少しうしろあたりに軽く接している状態ですが、多くの人は無意識のうちに舌が下がった低位舌になっていることがあります。
舌が常に下にあると、歯並びが乱れやすくなったり、口呼吸の原因にもなったりします。トレーニングを通して正しい舌の位置を体に覚えさせることで、歯列や噛み合わせの安定につながり、矯正治療のサポートとしても有効です。
口呼吸の改善が期待できる
MFTは、無意識のうちに行われている口呼吸の改善にも効果があります。口呼吸が習慣になっていると、虫歯や歯周病のリスクを高めたり、風邪をひきやすくなったりするなど、口腔内外にさまざまな悪影響を及ぼします。
トレーニングによって唇を閉じる力や舌の位置を整えることで、自然に鼻呼吸ができるようになります。鼻呼吸が習慣化すると、睡眠の質や全身の免疫力の向上にもつながります。
発音や嚥下の改善が期待できる
舌や唇の動きが不十分だと、発音が不明瞭になったり、飲み込みがうまくできなかったりすることがあります。MFTでは、それらの筋肉を意識的に動かす練習を行い、発音や嚥下機能の改善を目指します。
特にサ行やタ行など、舌の動きが関係する音に課題がある場合、効果が現れやすいとされています。また、嚥下時の舌の押し出し癖がある人にとっても、有効なトレーニングとなります。
顎の成長を促すことができる
成長期の子どもにとって、舌や唇、頬などの口腔周囲筋が正しく機能することは、顎の発育に大きく関わります。
MFTによって舌の位置が安定し、口腔内の筋肉バランスが整うと、上顎に適切な力がかかるようになり、顎の骨が自然な方向へ成長しやすくなります。その結果、歯が並ぶスペースが確保され、歯列の乱れを防ぐ効果も期待できます。
顎の成長を促すことは、将来的な矯正治療の負担軽減や、外科的な介入を避けるためにも重要です。MFTは、ただ筋肉を鍛えるだけでなく、発育をサポートする観点からも価値の高い療法といえます。
MFTの効果を高めるためのポイント

MFTは正しく取り組むことで大きな効果が期待できますが、その効果を最大限に引き出すには、いくつかの大切なポイントがあります。
毎日継続して取り組む
MFTは一度のトレーニングで変化が現れるものではなく、継続することが何よりも重要です。口腔まわりの筋肉に正しい動きを定着させるには、日々の積み重ねが欠かせません。特に家庭でのセルフトレーニングは、効果に直結します。
毎日の習慣として取り入れやすいように、時間やタイミングを決めて行う工夫が効果的です。小さなお子さんであれば、カレンダーにチェックをつけるなど、達成感を持たせる方法もモチベーション維持に役立ちます。
正しい方法でトレーニングを行う
どんなに熱心に取り組んでも、やり方が間違っていればMFTの効果は十分に得られません。トレーニングは、歯科医師や歯科衛生士などの専門家の指導のもとで、正しい方法を理解して実践することが大切です。自己流で行うと、かえって癖を強めることもあります。
最初は鏡を見ながら動きを確認したり、定期的にプロのチェックを受けたりすることで、正確なトレーニングが習慣化されていきます。
保護者の方がサポートする
お子さまがMFTに取り組む際には、保護者の方のサポートがとても重要です。トレーニングは毎日コツコツと続ける必要がありますが、小さなお子さまの場合、自分ひとりで継続するのは難しいこともあります。
保護者の方が毎日の練習を見守ったり、声をかけたりすることで、子どものやる気を引き出し、継続しやすい環境が整います。また、達成できた日にカレンダーに印をつけたり、一緒に楽しみながら取り組んだりする工夫も効果的です。
家庭での温かいサポートが、トレーニングの成果に大きく影響します。
まとめ

MFT(口腔筋機能療法)は、舌や唇などの筋肉を正しく使えるようにすることで、歯並びや噛み合わせ、呼吸、発音などの改善を目指す療法です。
費用は自己負担が基本となりますが、継続することで得られる効果は大きく、矯正治療のサポートにもつながります。また、条件によっては保険が適用されることもあります。
日々のトレーニングを継続し、正しい方法で行うこと、そして保護者の方の協力があることで、より良い結果につながります。MFTは将来の健康的な口腔環境づくりに役立つ大切な取り組みといえるでしょう。
小児矯正を検討されている方は、東京都板橋区大和町、都営三田線「板橋本町駅」より徒歩30秒にある歯医者「アース歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
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