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入れ歯で口が乾く!その原因と対策法をわかりやすく解説

こんにちは。東京都板橋区大和町、都営三田線「板橋本町駅」より徒歩30秒にある歯医者「アース歯科クリニック」です。
上下の総入れ歯

「入れ歯をつけるようになってから口が乾くようになった」と感じる患者さんは少なくありません。

しかし、実際には、入れ歯そのものが原因で口が乾くケースだけではなく、さまざまな原因が考えられます。では、なぜ入れ歯を使用すると口が乾燥すると感じるケースが多いのでしょうか。

そこで今回は、入れ歯による口の乾燥の主な原因や口が乾くことによるトラブル、口が乾くときの対処法などについて解説します。

入れ歯による口の乾燥の主な原因
入れ歯による口の乾燥の主な原因のイメージ

入れ歯による口の乾燥の主な原因には、以下のようなものが挙げられます。

唾液の分泌が抑制される

入れ歯を装着すると、口腔内の感覚が変化することによって唾液の分泌が抑制されることがあります。特に、異物感や圧迫感を覚えているような場合には、舌や頬の動きが制限され、唾液の分泌に影響が出る可能性があるのです。

入れ歯の装着によるストレス

入れ歯の装着によってストレスや不安を感じ、唾液の分泌が抑制されることもあります。

緊張した場面で口が乾くと感じたことがある方も多いかもしれません。これは、心理的なストレスが唾液の分泌に影響を及ぼすためです。このような場合、入れ歯の装着に慣れてストレスが軽減されれば、口の渇きも改善される可能性が高いでしょう。

入れ歯が合っていない

入れ歯が口の中に合っていない場合、唾液腺が押しつぶされて唾液の分泌量が減ることがあります。また、適合性が悪い入れ歯を使用していると、食べ物をよく噛むことができず、結果的に唾液の分泌量が減るケースもあるでしょう。

咀嚼力が落ちている

入れ歯を使用している場合、自分の歯で噛むときに比べて唾液の分泌が減ります。また、入れ歯に慣れるまではうまく噛むことができずに噛む力が伝わりにくくなることもあるでしょう。

加齢

加齢とともに唾液腺の機能は低下します。そのため、もともと唾液の分泌量が少ない高齢者の方は、入れ歯を装着した際に「口がよく乾く」と感じるケースが多いです。唾液の分泌量が減るとさまざまなトラブルを招く恐れがあるため、早めに対策することが望ましいでしょう。

口が乾くことによるトラブル
口臭が気になる老人

口が乾くと不快感を覚えるだけでなく、さまざまなリスクが生じます。口が乾燥することによる主なトラブルは、以下の通りです。

虫歯や歯周病のリスクが高まる

唾液には、口腔内の汚れや食べカスを洗い流したり細菌を抑制したりする働きがあります。

しかし、唾液の分泌量が減少すると、そのような自浄作用が働きにくくなるため、細菌が繁殖しやすくなります。結果的に、口腔環境が悪化し、虫歯や歯周病のリスクが高まるのです。

口臭が発生する

先にも述べた通り、唾液による自浄作用が働きにくくなると、口の中に細菌が繁殖しやすくなります。その結果、不快なニオイが生じる可能性が高くなるでしょう。

口臭は自分では気付きにくく、知らず知らずのうちに周囲の方に不快感を与えることもあります。場合によっては、社会生活に影響を及ぼすこともあるでしょう。

口の中が傷つきやすくなる

口の中が乾燥すると粘膜が刺激を受けやすい状態になります。また、粘膜が傷つくことによって口内炎を発症することもあります。口内炎を発症すると、ピリピリ、ジリジリと痛んで食事を摂るのが難しくなり、日常生活に影響が出る可能性もあるでしょう。

誤嚥のリスクが高まる

唾液には、食べ物を飲み込みやすくする働きもあります。

しかし、口の中が乾いていれば、食べ物を口の中でうまくまとめることができず、飲み込みにくくなります。特に、高齢者の場合は、誤嚥によって肺炎を引き起こすリスクも高まるため注意が必要です。

消化不良を起こすことがある

唾液には消化酵素が含まれており、食べ物を消化しやすくする働きもあります。そのため、口の中の唾液の分泌量が減少すると、消化不良を起こしやすくなります。消化不良の状態が続くと、栄養素を吸収できなくなり、全身の健康に影響を及ぼす恐れもあります。

特に、炭水化物の消化に関係するアミラーゼが不足すると、消化器官への負担が大きくなり、下痢などが引き起こされる可能性もあるでしょう。

入れ歯装着時に口が乾くときの対処法
こまめに水分をとる老人

入れ歯装着時に口が乾くと感じるときには、以下の方法を実践してみてください。

食べ物をよく噛んで食べる

食べ物をよく噛むことで唾液の分泌が促進されます。そのため、普段の食事でよく噛んで食べることを意識することが大切です。

また、よく噛んで食べることは、食べ物を細かくすり潰し、飲み込みやすくしたり消化吸収しやすくしたりすることにもつながります。硬めの食材や繊維の多い食材などを取り入れると自然と噛む回数が増えるため、唾液の分泌量増加に役立つでしょう。

こまめに水分を摂る

最近口がよく乾くと感じる場合には、こまめに水を飲むようにしましょう。特に、食事中や食後は口腔内の乾燥を防ぐために、こまめに水分を摂取することが推奨されます。持ち運び用のボトルなどを持参して、外出先でも意識して口の中を潤すようにすることが大切です。

無糖のガムを噛む

先にも述べた通り、よく噛むことにより唾液の分泌が促進されます。無糖のガムやキシリトールガムであれば、虫歯予防にも役立つでしょう。また、ガムを噛むことは口臭対策にも有効です。手軽にできる方法ですので、ぜひ試してみてください。

ただし、ガムは粘着性が高く、入れ歯にくっつきやすいため、歯につきにくいガムを選びましょう。

加湿器を使用する

冬場などの空気が乾燥する季節には、口腔内も乾燥しやすくなります。そのため、加湿器を使用して室内の湿度を適度に保つことも有効です。加湿器を使用することは、口腔内の乾燥防止だけでなく、風邪やインフルエンザの予防、鼻や喉の乾燥予防などにも役立ちます。

湿度計を設置すると、室内の乾燥具合を確認しやすいでしょう。

口腔内の保湿剤を使用する

口腔内を潤す保湿剤や保湿ジェルも販売されています。さまざまな商品が販売されていますので、ご自身が使用しやすいものを選ぶとよいでしょう。どのような商品を選べばよいかわからないという方は、歯科医師にご相談ください。

口や舌の体操をする

口や舌の筋肉を動かして唾液腺を刺激することで、口の中の乾燥を改善できることがあります。

例えば、舌をベーと出したり、出した舌を上下や左右に動かしたりするとよいでしょう。また、大きく口を開けて、あ・い・う・え・おと発音するのも唾液の分泌促進に効果的です。これらの体操は、毎日継続して行うことが推奨されます。

歯科医院を受診する

「色々と試したけれど乾燥がよくならない」という場合には、歯科医院を受診することも大切です。歯科医師による口腔内のチェックや入れ歯の調整などを受けることにより、トラブルの早期解決につながる可能性もあります。

なお、何かしらの不具合がなくても、3〜6ヶ月に1回程度は定期的に歯科医院を受診することが重要です。

まとめ
おいしそうに食事する女性

今回は、入れ歯による口の乾燥の主な原因や口が乾くことによるトラブル、口が乾くときの対処法などについて解説しました。

入れ歯装着時に口腔内が乾燥するのにはさまざまな原因が考えられます。唾液の分泌量が減少して口腔内が乾燥すると、虫歯や歯周病、口臭といったトラブルの原因にもなりますので、まずは原因を明らかにし、適切に対処することが大切です。

なお、口腔内の乾燥は、こまめな水分の摂取、よく噛んで食べる、口や舌の体操などで改善できる可能性もありますので、ぜひ試してみてください。

しかし、さまざまな方法を試しても改善しない場合には、入れ歯が歯に合っていない可能性もありますので、放置せずに歯科医院を受診しましょう。

入れ歯を検討されている方は、東京都板橋区大和町、都営三田線「板橋本町駅」より徒歩30秒にある歯医者「アース歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、虫歯・歯周病治療や根管治療、入れ歯・ブリッジ治療などの保険診療だけでなく、インプラント、ホワイトニング、矯正歯科などの自由診療にも力を入れています。ホームページはこちらネット診療予約も行っていますので、ぜひご活用ください。