こんにちは。東京都板橋区大和町、都営三田線「板橋本町駅」より徒歩30秒にある歯医者「アース歯科クリニック」です。

自分の口臭を気にしている方は多いです。営業職や接客業など、人と会話をする機会の多い方は特に気になるでしょう。
口臭の原因はさまざまですが、その中でも見逃してはならないのが歯周病です。歯周病は日本人の多くが罹患している疾患であり、初期段階ではほとんど自覚症状がないまま進行します。そして、進行するにつれて口臭が強くなるという特徴があります。
この記事では、歯周病が原因で口臭が発生する理由や他の可能性、今すぐ実践できるチェック法や、口臭を改善するための具体的な対処法まで、詳しく解説します。自分の口臭が気になる方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
歯周病が原因で口臭がきつくなる?

歯周病は、歯と歯ぐきの間に細菌が繁殖することで引き起こされる炎症性の疾患です。初期段階では歯ぐきの腫れや出血などが見られ、進行すると、歯を支える骨が溶けていきます。この過程で発生するのが、独特の不快な臭いです。
歯周病で口臭が発生する原因は、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯ぐきの隙間に溜まる歯垢(プラーク)や歯石に潜む細菌です。これらの細菌は酸素の少ない環境を好み、そこでタンパク質を分解することで揮発性硫黄化合物(VSC)という悪臭の元となるガスを発生させます。
これは、生ごみのような臭いや卵が腐ったような臭いを発します。
また、歯周病によって歯ぐきが炎症を起こすと、血や膿が出ることがあります。これらも強烈な臭いを発生させ、口臭をより深刻にします。特に、朝起きたときや長時間口の中が乾いた状態のときに臭いが強くなる傾向があります。
歯周病は日常生活に支障をきたすほどの口臭の原因にもなる病気です。放置せず、早期に発見して治療することが重要です。
歯周病以外に考えられる口臭の原因

口臭の原因として、まず挙げられるのが歯周病ですが、それ以外にもさまざまな要因が考えられます。歯周病以外にも、口腔内の汚れや唾液の減少など、複数の要素が複雑に絡み合っているケースが珍しくありません。
また、内臓の不調や食生活、生活習慣の乱れといった全身の健康状態が口臭に影響を与えることもあります。ここでは、歯周病以外に考えられる代表的な口臭の原因について解説します。
口腔内の清掃不良
歯磨きが不十分だと、歯の表面や歯と歯の間、歯ぐきとの境目などに食べかすが残り、そこに細菌が繁殖して悪臭を放つようになります。特に、奥歯や歯並びが悪い部分は磨き残しが起こりやすく、放置していると、臭いが強くなっていきます。
歯周病だけではなく、日々の口腔ケアの不備も深刻な口臭の原因となるのです。
舌苔による臭い
舌の表面に付着する白っぽい、黄色っぽい汚れを舌苔(ぜったい)と呼びます。これは、食べかすや細菌、はがれ落ちた粘膜などが混ざり合ってできたもので、口臭の原因となることがあります。
舌の表面には小さな突起が多数存在するため、その隙間に汚れが溜まりやすいです。特に、唾液の分泌が少ない人や口呼吸をしている方は舌苔が付きやすくなります。歯磨きだけではなく、舌のケアも忘れずに行うことが大切です。
唾液の減少・ドライマウス
唾液には、口の中を潤したり食べかすを洗い流したりする働きがあります。唾液の分泌量が減ると汚れを洗い流せず、口の中の細菌が増えやすくなり、口臭が発生しやすくなります。
また、ドライマウスは加齢やストレス、薬の副作用(抗うつ薬、抗アレルギー薬など)、糖尿病などの疾患が原因で起こることがあります。長時間の会話や緊張、口呼吸など日常の些細な行動でも一時的に唾液が減少することがあり、それが口臭の一因となる場合もあります。
特に、朝起きた直後や空腹時、緊張しているときに口臭を感じやすいのは、唾液の減少が関係しています。
胃腸など内臓の不調
口臭の原因の大半は口の中にあるとされていますが、まれに内臓の不調が関係しているケースもあります。特に、胃や腸の調子が悪いときには、消化不良や胃酸の逆流などによって不快な臭いが口まで上がってくることがあります。
また、逆流性食道炎などの消化器疾患がある場合、胃酸の臭いや炎症による異常な臭いが感じられることもあります。
生活習慣や食事による影響
日常の生活習慣や食事内容も、口臭に大きく関わっています。例えば、ニンニクやネギ、アルコールなど臭いの強い食品を摂取した場合、その成分が血液中に吸収され、呼気として体外に排出されることがあります。
このような口臭は一時的なものであり、時間の経過や水分摂取などで改善される傾向にあります。
さらに、喫煙も強い口臭の原因となります。タバコに含まれる成分が口腔内に付着し、独特の臭いを発します。それだけではなく、唾液の分泌を抑制して口の中の細菌が増殖しやすくするため、慢性的な口臭にもつながります。
自分では気づきにくい口臭をチェックする方法

口臭に不安がある場合は、定期的に自分でチェックする習慣をつけることが大切です。専用の機器を使わなくても、身近なもので簡単に確認できる方法がいくつかあります。
ここでは、自宅でできる口臭チェック法について紹介します。
コップやビニール袋を使ったチェック法
手軽に口臭を確認する方法のひとつが、コップやビニール袋を使った方法です。まず、清潔なコップや小さめのビニール袋を用意し、その中に自分の息を吹き込みます。そのまま数秒間密閉し、少し時間をおいてから嗅いでみましょう。
これにより、自分の口臭を客観的に確認することができます。この方法では、自分の呼気に含まれるにおい成分が逃げずに閉じ込められるため、普段意識しないような臭いにも気づきやすくなります。
舌をティッシュで拭き取るチェック法
舌苔による口臭が疑われる場合は、ティッシュを使ったチェック方法が有効です。まず、清潔なティッシュペーパーを1枚用意し、自分の舌の中央から奥にかけて軽くぬぐいます。その後、ティッシュに付着した部分の色や臭いを確認します。
黄色っぽい汚れが付いていたりティッシュから嫌な臭いがしたりする場合、舌苔が口臭の原因になっている可能性があります。
専門機関での口臭測定
セルフチェックだけでは不安が残る場合や正確な結果を知りたい場合は、歯科医院などの専門機関で口臭測定を受けてみましょう。現在では、口臭を数値化して測定できる機器が導入されており、揮発性硫黄化合物(VSC)やその他の臭気成分の濃度を客観的に調べることが可能です。
測定は短時間で済み、痛みもありません。結果はグラフや数値で示され、自分の口臭の強さやタイプが明確に分かります。
また、検査結果に基づいて、歯周病や舌苔、唾液分泌の問題など、原因に応じた具体的な対策をアドバイスしてもらえるのも大きなメリットです。
歯周病が原因で口臭がするときの対処法

歯周病による口臭は、自然に治ることはほとんどありません。放置するほど悪化していきます。そのため、原因が歯周病であると疑われる場合には、早めに対処することが重要です。
市販のマウスウォッシュなどで一時的に臭いを和らげることは可能ですが、根本的な改善には至りません。ここでは、歯周病による口臭を改善するために有効な対処法を具体的にご紹介します。
歯周病治療
最も確実な対処法は、歯科医院で歯周病の治療を受けることです。歯周病は治療が必要な疾患であり、自宅での歯磨きだけでは進行を止めることができません。歯科医院ではまず、歯ぐきの状態や歯周ポケットの深さを調べ、状態に応じた治療が行われます。
主な治療法には、歯石やプラークを除去するスケーリング、根面を滑らかにするルートプレーニングなどがあります。重度の場合には、外科的処置が行われることもあります。これらの処置によって歯周病の進行が抑えられれば、口臭の改善も期待できます。
正しいブラッシング
歯周病による口臭を防ぐには、毎日のセルフケアが非常に重要です。特に、歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間に残るプラークや食べかすをしっかり取り除くことがポイントです。そのためには、正しいブラッシングとデンタルフロスの併用が欠かせません。
ブラッシングの際は、歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当て、優しく小刻みに動かすように磨きます。強く磨くと歯ぐきを傷つけるため、力加減に注意が必要です。
また、歯ブラシだけでは届かない歯間部分は、フロスや歯間ブラシを使ってしっかり清掃しましょう。
舌のケア
歯周病の治療やブラッシングだけでは、口臭の完全な対策にはなりません。口臭の原因となる舌苔も同時にケアすることが大切です。舌の表面には多くの細菌や食べかす、はがれた粘膜などがあり、これらが分解されると強い臭いを発生させることがあります。
舌の清掃には専用の舌ブラシを使用するのが効果的です。一般的な歯ブラシでは舌を傷つけるおそれがあるため、柔らかく幅広の舌ブラシを選び、奥から手前へやさしくぬぐうように動かします。
強くこすりすぎると舌の表面を傷つける原因となるため、1日1回、朝の歯磨き時に取り入れるのが望ましいでしょう。
まとめ

口臭の原因の多くは口の中にあり、中でも歯周病は見落とされやすい要因のひとつです。歯周病によって発生する臭いは本人では気づきにくく、知らないうちに周囲に不快感を与えていることもあります。
しかし、早期に気づき、適切な対処を行えば、口臭も健康も改善できます。歯周病の予防や改善には、歯科医院での定期的な診療と日々の丁寧なセルフケアが欠かせません。また、舌や唾液、生活習慣などの要素にも注意を払い、総合的に口腔環境を整えることが重要です。
歯周病や口臭の治療・改善を検討されている方は、東京都板橋区大和町、都営三田線「板橋本町駅」より徒歩30秒にある歯医者「アース歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、虫歯・歯周病治療や根管治療、入れ歯・ブリッジ治療などの保険診療だけでなく、インプラント、ホワイトニング、矯正歯科などの自由診療にも力を入れています。ホームページはこちら、ネット診療予約も行っていますので、ぜひご活用ください。