こんにちは。東京都板橋区大和町、都営三田線「板橋本町駅」より徒歩30秒にある歯医者「アース歯科クリニック」です。
美しい歯並びや白い歯は、第一印象を大きく左右する要素の一つです。そのため、口元の見た目を整える審美歯科への関心が年々高まっています。
特に、就職活動や結婚式など、大切なイベントを控えた方を中心に、審美歯科治療を検討するケースが増えています。「審美歯科ってどれくらい費用がかかる?」「保険は適用されるの?」といった、金銭面に関する疑問や不安の声も少なくありません。
この記事では、審美歯科治療の基本的な内容や治療法ごとの費用相場、さらに保険適用の可否や医療費控除の可能性について、詳しく解説します。
目次
審美歯科とは

審美歯科とは、虫歯や歯周病などの病気を治すのではなく、歯の見た目や美しさを重視した治療を行う分野です。具体的には、歯の色や形、歯並び、歯ぐきのラインなどを整え、口元全体のバランスを改善することを目的としています。
一般的な歯科治療では、口腔機能の回復や健康の維持を優先しますが、審美歯科では見た目の美しさも重要な要素となります。ホワイトニングやセラミック治療、ラミネートベニア、歯列矯正などが代表的な施術であり、機能性と審美性の両面からアプローチを行うケースもあります。
また、審美歯科は健康保険が適用されない自由診療に該当することが多いです。そのため、費用の負担は少なくありません。
しかし、その分、治療のクオリティや使用する素材の選択肢が広がる点は大きな魅力です。見た目への意識が高まる現代において、自己投資としての価値も高まっています。
審美歯科治療にかかる費用

審美歯科における治療は、自由診療であることがほとんどのため、費用はクリニックによって差が大きく、使用する材料や技術の違いによっても異なります。ここでは、代表的な審美歯科治療の種類ごとに、治療内容や費用の目安をご紹介します。
ホワイトニング
ホワイトニングは、専用の薬剤を使って歯を白くする治療法です。歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニング、両者を組み合わせたデュアルホワイトニングがあります。
オフィスホワイトニングは短時間で処置が完了し、1回の施術でも効果を実感できることが多いのが特徴です。ホームホワイトニングは、自宅でマウスピースと薬剤を使用して行います。自分のペースで進められるのがメリットです。
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングの即効性とホームホワイトニングの持続性、両者のメリットを得られる最も人気の方法です。それぞれの相場は、以下のとおりです。
<ホワイトニングの費用>
種類 |
費用 |
---|---|
オフィスホワイトニング |
1回あたり2万円〜5万円 |
ホームホワイトニング |
キット一式1万5,000円〜4万円 |
デュアルホワイトニング |
3万円〜7万円 |
セラミッククラウン・インレー
虫歯治療などの際に用いられる被せ物(クラウン)や詰め物(インレー)を、金属ではなく白いセラミック素材で仕上げる方法です。見た目が自然で変色しにくいため、審美性を重視する方に人気です。
セラミックインレー(詰め物)は1本あたり3万円〜7万円、セラミッククラウン(被せ物)は1本あたり8万円〜15万円程度が相場です。
ダイレクトボンディング
ダイレクトボンディングとは、歯に直接レジン(樹脂)を盛り付けて形を整える方法です。すきっ歯の改善や小さな欠け、変色などに対応でき、歯をあまり削らずに自然な仕上がりを目指せる点が特徴です。
治療は短期間で済み、費用もセラミック治療に比べて抑えられる傾向にあります。費用は1本あたり1万円〜5万円程度です。
メタルフリー治療
近年注目されているのが、金属を一切使わないメタルフリー治療です。金属アレルギーのリスクを避けつつ、審美性も高めることができる治療で、ジルコニアやオールセラミック素材などが主に用いられます。
特に、前歯だけではなく奥歯まで自然な白さを求める方に選ばれています。ジルコニアクラウンは1本あたり9万円〜15万円、オールセラミッククラウン1本あたり10万円〜18万円程度が相場です。
ラミネートベニア
ラミネートベニアは、前歯の表面を薄く削り、セラミック製の薄いシェル(ベニア)を貼り付ける方法です。歯の色や形を整えることができ、短期間で美しい仕上がりを実現できます。1本あたり8万円〜15万円程度が相場です。
歯列矯正
歯並びを整えるための矯正治療も、見た目を改善するという意味で審美歯科の一部と考えられます。費用は矯正方法や使用する素材などによって、大きく異なります。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーで少しずつ力をかけて歯並びを整える矯正方法です。治療期間は1年半〜3年程度で、幅広い症例に対応可能というメリットがあります。見た目が気になる場合は、透明や白のブラケットを使用する審美的な選択も可能です。
費用の目安は、60万円~150万円程度です。
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、透明なマウスピースを定期的に交換しながら、ゆっくり歯を移動させる矯正方法です。装置が目立ちにくい、取り外しができるなどの理由から人気があります。
ただし、適応できる症例には限りがあり、自己管理が求められる点にも注意が必要です。費用の目安は80万円〜110万円程度です。
ガミースマイル治療
笑ったときに歯ぐきが大きく見えるガミースマイルを改善する治療です。歯肉切除やボトックス注射、場合によっては外科的な処置も含まれます。
<治療法ごとの費用>
治療法 |
費用 |
---|---|
ボトックス注射 |
1回3万円〜5万円程度 |
歯肉整形(切除) |
5万円〜10万円程度 |
骨の外科的整形手術 |
30万円〜80万円以上 |
審美歯科治療は保険適用の対象になる?

審美歯科治療は、基本的に自由診療とされるため、健康保険の適用対象外となるケースがほとんどです。
日本の公的医療保険制度では、あくまで病気の治療や機能の回復を目的とした医療行為が保険適用の対象となります。見た目の改善や美容が主な目的である審美治療は、保険の適用対象にならないのが原則です。
ただし、例外として一部の治療は機能回復の一環として認められ、保険が適用される場合があります。
審美歯科治療は医療費控除の対象?

医療費控除とは、その年の1月1日から12月31日までに支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得控除を受けられる制度です。確定申告を行うことで、支払った税金の一部が戻ってくる可能性があります。
しかし、審美歯科治療のすべてが医療費控除の対象になるわけではありません。ポイントとなるのは、治療の目的です。容貌を美化するための治療は控除の対象外とされており、見た目を良くするホワイトニングやラミネートベニアなどは基本的に対象外と考えられます。
一方で、機能の回復が主な目的である場合には、審美的な側面があっても医療費控除の対象となる可能性があります。例えば、噛み合わせの改善を目的とした矯正治療や、虫歯や歯周病の治療としてのセラミッククラウンなどは、治療目的と認められる場合があります。
特に、子どもの歯列矯正は、発育に支障があると診断されている場合、控除の対象となる可能性が高いです。
申請の際には、領収書や治療内容の明細が必要です。どの治療が対象となるのか不明な場合は、事前に税理士や税務署に相談しましょう。審美歯科治療にかかった費用の一部を取り戻す手段として、医療費控除の活用を検討する価値は十分にあるでしょう。
まとめ

審美歯科治療は、歯や口元の見た目を美しく整えることで自信を持って笑顔を見せられるようになるという大きなメリットがあります。
しかし、費用の負担や保険・税制上の扱いについては、事前にしっかり理解しておく必要があります。ホワイトニングやセラミック治療、歯列矯正などは自由診療が中心となるため、治療法ごとに費用は大きく異なり、全額自己負担となるケースが多いです。
審美歯科治療は単なる美容の手段ではなく、人生の質を高める一つの手段とも言えます。費用に対する不安を正しい情報で解消し、納得のいく選択をすることで理想の笑顔を手に入れましょう。
審美歯科を検討されている方は、東京都板橋区大和町、都営三田線「板橋本町駅」より徒歩30秒にある歯医者「アース歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、虫歯・歯周病治療や根管治療、入れ歯・ブリッジ治療などの保険診療だけでなく、インプラント、ホワイトニング、矯正歯科などの自由診療にも力を入れています。ホームページはこちら、ネット診療予約も行っていますので、ぜひご活用ください。